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注意欠如多動症

注意欠如多動症の主な症状

不注意症状

  • 注意力が持続できない。
  • 話をちゃんと聞けない、または聞いてないように見える。
  • 指示に従えない。
  • 整理整頓ができない。
  • 時間管理ができない。
  • 忘れ物が多い。
  • 外部からの刺激で注意散漫となる。

多動・衝動症状

  • 手足をもじもじしたり、そわそわしたりする。
  • 席に座っていられない。
  • 不適切な状況で走り回り、高いところにのぼる。
  • 静かに遊べない、じっとしていられない。
  • 喋りすぎる。
  • 順番が待てない。

これらの症状は家庭、学校、職場、診察室などの2か所以上の施設で確認されます。

注意欠如多動症って?

人の話が聞けない、忘れ物が多いといった不注意症状やじっとしていられない、順番が待てないといった多動性・衝動性の症状が6か月以上にわたって続く場合を言います。ADHDとも言われ、近年児童の教育現場では学級崩壊との関連が取り沙汰され、問題になっています。また、大人になってもこの症状が良くならず、職場や家庭で苦しんでいる方たちがいます。

注意欠如多動症の原因

注意欠如多動症(ADHD)の原因は、はっきりわかっていませんが、脳で働く神経の伝達物質の働きが悪くなっていると考えられています。

注意欠如多動症が発症しやすい年代と性別

  • 小学校低学年(7~9歳あたり)
  • 男性

注意欠如多動症は、脳神経の伝達物質の働きによるものが原因で、決して育て方やしつけが原因ではありません。お子様の行動でお悩みの方、まずはご相談ください。