「何度手を洗っても不潔に思えてならない」
「何度戸締りをしても不安になって確認してしまう」
「身近にあるものが定位置にないと落ち着かない」
このように、自分でもつまらないことだとわかっていても、そのことが頭から離れなかったり、わかっていながら何度も同じ行為をくりかえしたりしてしまう病気のことです。強迫性障害、強迫神経症とも呼ばれています。正常な人でも大なり小なりこのような症状はあり、判断が難しい病気ですが、目安として1日に1時間以上そのことに時間を費やしてしまい、日常生活に多大な影響を及ぼしている場合は、一度専門機関の受診をお勧めいたします。
はっきりした原因はわかっていませんが、強迫症(強迫性障害、強迫神経症)の原因としては、脳内の神経伝達物質の働きが悪くなっていることが考えられています。その他、対人関係や仕事上のストレス、妊娠・出産などの環境の変化が発症に関係していると言われています。
当院では、箱庭療法、認知行動療法など、さまざまな心理療法をご用意しております。また、復学、復職(リワーク)へのサポートも行っております。まずはどうぞご相談ください。